身体の一部

責任者をしております山口です。

我々は、毎日、何かしらのモノに囲まれて生活を送っています。身に着ける肌着、衣服、靴、寝具から、数を数えたら限りないのでしょうが…。

その中で、車いすや歩行支援用具など様々な福祉用具が世に出回っており、『結』の利用者様も活用されていらっしゃいます。それらのモノは、生活する上で身体の一部となりうる非常に重要なモノであることは誰しも想像はつくことでしょう。

しかし、毎日使用するモノであるからこそ、どうしても汚れが染みついてしまったり、埃がたまってしまったりするのは仕方のないことであろうと思います。

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上の写真は、ある利用者様がご利用されている車いすです。ご本人の身体が自由に動かないということもあり、もちろん車いすのメンテナンスは不可能な状況です。

先日のある出来事…。私が他の業務で外出して事業所に帰ってきた際、『結』の運転職のスタッフが率先して車いすをピカピカに磨き上げてくれていました。その車いすを見て、利用者様のホッと微笑む笑顔を垣間見ることができ、スタッフの心にも輝きがみられた瞬間でした。

日々、限られた時間の中での業務・介護の現場ではありますが、細かな所まで目を届かせた対応により、利用者様に安心と満足と笑顔を得ていただく…。職種関係なく、医療・介護従事者として、人として、まず何をするべきなのかを改めて考えさせられた一日となりました。

日々の生活の中で、困っていることなど、どんな小さなことでも結構です。我々、『結』スタッフがお力添えできることがあるかも知れませんので、お声掛けいただけましたら幸いです。

今後とも、『結』をよろしくお願い申し上げます。